#ムニャ文 「好きな飲み物」参加記事です。 

こんにちは、袖爺です。

皆さんは自販機、使いますか?袖爺は自分ではあまり使わない方だと認識していて、どうしても喉が渇いた時に水を買うとか、どうしても寒い時にホットレモンを買うとかぐらいで基本は控えるようにしています。

ただ例外として、ダイドーの自販機を見つけた時だけは何が売っているかを確認しに見に行きます。そして何も買わずに満足して立ち去るという習慣があります。

何を確認するのか?それは「梅よろし」が売っているかです。

![[記事用20260614.webp::ドンッ!!]]

これが、袖爺が幼少期から愛してやまないというわけではないけど好きな飲み物、梅よろしです。これは一体どういう飲み物なのか、公式の説明を引きましょう。

ダイドーの商品ページ
●梅果汁に濃縮した梅エキスを組み合わせることで、梅の奥深い上品な香りと味わいが楽しめる果汁飲料です。
●お米を発酵させて作った『黒酢』や、有機酸の一種である『クエン酸』などを配合しました。

はい、要は梅ジュースです。

もしかしたらペットボトルで飲める通年の梅ジュースという点では少し珍しめかもしれないです。袖爺は美味しいと思っていますが、他の梅ジュース、梅シロップの類と比べて何が優れているんだというと正直よくわからないです。

自分が幼少期にたまたま飲んでその物珍しさを気に入って、今でも馴染み深く感じているだけな気もします。小さい頃はわざわざこれを買うためだけに20分くらい自転車漕いで出かけたり、シャーベットを作ったりしていました。

とはいえ梅よろし、2004年に発売されたものらしいので20年以上の歴史があり、それなりのロングセラー商品なのです(ダイドードリンコの沿革)。

![[記事用20260614-2.jpg::ここから伝説が始まった]]

その初代のパッケージはこんなものだったようです。袖爺は幼稚園生くらい、2000年代後半から飲んでいる気がしますが、見たことのないパッケージです。現在は280mlなのですが、350mlの縦長の梅よろしも確かにあった気がするので、あれは一世代前の古い梅よろしだったのでしょうか。

また、「葡萄よろし」、「林檎よろし」という商品もかつては存在したようです。しかし現在それらの販売は途絶えており、残っているのは梅よろしだけになります。

そんなこんなで一応それなりにはファンがいると思われるのですが、意外と飲みたいと思ったときに飲むのは難しかったりします。

というのも、この梅よろし、ネット通販を除けば自販機でしか売っていません。さらに、ダイドーの自販機ならどれでも売っているわけでもありません。補欠メンバーなのです。

つまり梅よろしと遭遇するにはまずダイドーの自販機と見つけ、かつその自販機が梅よろしを売っている個体でなくてはならないので、ちょっとだけレアなわけです。田舎の方が売っている個体が多いという話もありますが、田舎はそもそも自販機がまばらなので遭遇頻度は大差ないと思います。

では仮に、あなたが梅よろしがどうしても飲みたいとしたら、どうやって探しますか?

きっと、まずダイドーのロゴがついている自販機を探し、その上で先ほどの明るい緑っぽいパッケージの飲み物が入っていないかを目印にざっと見て回っていくことでしょう。

あなたは方々を探し回ります。そして、ついにダイドー自販機の中に緑のパッケージを見つけました。この緑のパッケージは梅よろしに違いない、ようやく見つけたと思ったあなた。めでたしめでたし、よし買おうとさらに近づいてよく見たところ、そこにあったのは…

![[記事用20260614-3.webp::あなた誰よ!?]]

梅よろし…じゃ…ない!?

そう、実は非常に紛らわしい商品が存在するのです。これは昨年2025年初頭に突如現れたもので、袖爺は「偽梅よろし」と呼称していますが誰にも通じません。

見てください。黄色がかった中身、明るい緑色の上下端から真ん中にかけて白くなる背景に、ピンクと黒っぽい文字がアクセントとして中央に入っているパッケージ、梅よろしと酷似しています。実際に野外の照明環境で自販機に入っている状態だと本当に紛らわしいです。

一体こいつは何なのか。なぜこんなに紛らわしい商品が生まれてしまったのか。ダイドーはどこに向かっているのか。栃木県にはどうして海がないのか。

聡明な読者は気付いたかもしれません。そうです、この偽梅よろし、おそらくは梅よろしとの生存競争に敗れたはずの「葡萄よろし」の末裔なのです。なんと恐ろしいことに、梅よろしのパッケージに擬態することで生存する進化を遂げていたのです。

![[記事用20260614-4.jpg::本来は紫色が入っていた]]

毎回これに出くわすたびに袖爺はぬか喜びさせられています。しかも、いい感じに梅よろしと偽梅よろしの売っている自販機が半々に散っている気がするのです。都内では自販機がたくさんあるので、必然的にダイドー自販機もよく見かけるのですが、局所地理的な偏りを除けば、2台あれば1台は梅よろし、もう一台あれば偽梅よろしが売っているという感じで本当に読めません。

というわけで、袖爺は出先でダイドーのロゴがついた自販機を見かけると「あれは梅よろしが売ってるのか!?売ってないのか!?」というおみくじ感覚で近づいています。最初に言ったように、もはや買って飲むことよりも、梅よろしが売っているかどうかを確認すること自体が目的化しています。

梅よろしが売っていたら嬉しいし、売っていなかったら悔しい。偽梅よろしに騙されると少し憤る、という感じで、ちょっとだけ日々を楽しくしてくれるコンテンツになっているのです。

あなたの身近にあるダイドーの自販機は梅よろしが売っていますか?それとも偽梅よろしが売っていますか?ぜひ確認してみてください。